身体治療家のための心理療法――野口整体の心理療法とは
- 著者
- 藤原桂舟
- ページ数
- 91ページ
- ファイル形式
- 価格
- 2,500円
身体治療と心理療法の統合をめざす著者は、身体治療家が行ないやすい心理療法のモデルとして、
- 野口晴哉の整体操法モデル
- ミルトン・エリクソンの心理療法モデル
- 現代のシステムズアプローチという心理療法
の3つを取り上げ、整体操法モデルを中心に、身体治療家が実践しやすいよう、統合していった。
その結果、身体治療家のための心理療法として、次の5つがまとめられたのである。
- 技術1 クライエントの無意識の連想をリードし、誘導する技術
- 技術2 システムズアプローチによる、クライエントの枠組への介入
- 技術3 抑圧された潜在感情の処理法
- 技術4 気による共感という技術
- 技術5 さまざまな暗示法
序文より
最初のころは、単純に、「体に身体治療をほどこし、心には心理療法を」と考え、その方針で行なっていたが、これはあまり成果が上がらなかった。なぜならば、この発想自体が、身体と心とを分けているからである。それに気づいてからは、心身一如の考えをさらに深め、心理症状を身体治療で治す方法を探究してみたり、身体症状を心理療法で治す工夫をしたり、という努力を重ねていった。
もちろん、様々な先達の治療方法も調べていった。